こんにちは。ものぐさOLウナチカです。
土日のほうがすんなり早起きできるのが長年の謎です。
突然ですが、家計管理ってどうしていますか?
友達や同僚などいろいろな人の話を聞きますが、聞く人聞く人全員違っておもしろい。家庭の数だけやり方があるんだな~ととても興味深いです。
わが家の場合は「共働き・子供なし・今のところどちらも健康」な夫婦なのである意味「どうとでもなる家計」なわけですが、どうとでもなるがゆえに管理がずさんになったり散財したりしてしまいがちです(主にお金の管理が苦手なわたしのせい)。
なので、お金をきちんと管理できる人(うちの場合は夫)の考え方に基づいてある程度のルールを決め、管理運用することにしています。すると、互いに独身の時(同棲時代含む)より収入は減ったものの不思議と結婚前より健全な運用ができるように。
というわけで今回は、お金の管理が苦手な人(わたしのことです)が家族とお金をうまく管理していくポイントをわが家の事例で(あくまで「一例」として)紹介したいと思います。
わが家のお金プロフィール
- アラサー共働き
- 子どもいない
- 奨学金の返済やその他ローンない
妻(わたし):派遣社員
結婚後、夫の転勤のタイミングで正社員から転職
借金はしないものの、あるだけ使ってしまうタイプ。
独身時代の貯金は、正社員時代の会社に天引き方式で積み立てていたものと退職金などは一応あります(ちょこっと……)。
夫:正社員
お金の管理を意識的にしっかりやっているタイプ。マンション購入のチラシをちらっと見てすぐさま利息を含めた月々の返済額を言えるなどお金の計算が得意。
独身時代の貯金はもちろんしっかり、さらにそれを元手にいろいろ運用している模様(把握していません)
うちのお金の流れ(概要)は以下のとおり
家族として使用している口座は2つです。
夫の給料口座:生活費・貯金
生活に必要な諸々の支出はほぼすべて夫の給与口座から引かれるように設定。
月の生活予算を残してその他は次の貯金用口座に移しておく。
わたしの給料口座:貯金
お小遣いを除いてすべて貯金。給与口座をそのまま貯金口座にしておき、お小遣いのみ分を自分の口座に移す。
最悪この2つの口座を死守していればOKという分かりやすい仕組みです。
メリット
- お金をあまり動かさなくていい
- 使えるお金が明確でわかりやすい
特に「使えるお金が明確」というのはお金管理能力が低い人には重要なポイントです。
「必要費用拠出型」から「合算型」に
共働きの家計管理は主に、二人の生活にかかわる費用を出し合って残りはそれぞれで管理する「拠出型」(費目分担型or収入割合負担型)と、それぞれの収入を合算しお小遣いをもらう「合算型」の二種類かと思います。
わたしは働き始めてからずっと、子どもがいないなら「拠出型」が理想だと思っていたのですが(自分のお金を持てるのがいい。同棲中はそうしていた)、結婚してからは夫の
「結婚後の資産は(法的にも)結局二人のものだから二人で管理したほうがいいんじゃない?」
の一言で上記のとおりの「合算型」になりました。基本的に一方の給料のみで生活するスタイルをとっています。
最初は不満だったものの、同棲時代からは比べ物にならないくらいのスピードで貯金額が積みあがっていくのを見て(収入は減ったのに!)、合算型もよいなと感じるようになりました。
メリット
合算型にして感じたメリットは以下の3つ。
- 「このお金を二人で積み上げていくのだ」という連帯感・責任感が生まれる
- お互いの監視がきいているので無駄遣いしにくくなる
- 支出が最適化されるのでお金がたまるのが早い
デメリットはやっぱり自分の資産を積み上げていくのが難しくなるところかなと思います(後述)。
生活の予算は「ボーナスや残業代をのぞいた額」
前述のとおり、「使うお金」は夫の給料分からの支出です。予算は、貯金や家電など大型支出への積み立ても含め「月給ベース(残業代を含まない)」で決めています。
ボーナスや残業代の使い道は「買わなくても生活に支障がないもの(あったら便利だけどなくても困らない家電や旅行など)、残れば全額貯金or予備費」です。
ボーナスこそ手を付けずに貯金すべきと思っていたわたしにはけっこう衝撃だったのですが、夫の言い分はこうです。
- ボーナスや残業代は会社の業績や働き方によって出ないこと・減ることがある(変動が起こりやすい)
- 絶対に必要な支出(生活費・貯金等)は変動に影響されないほうがいい
- したがってこれらは変動しづらい給与から出すべき(その分ボーナスは好きなように使っていい)
……う~~ん、一理あるかも。
メリット
ボーナスの使い道こそいろいろな考え方があると思いますが、この場合のメリットは以下のとおりです。
- 金額がある程度安定しているので予算を立てやすい
- 身の丈に合った生活を意識することができる
身の丈に合った、というのは浪費家が意識すべきポイントかと思います。
細かい家計簿はつけず、大まかな支出と残金を管理
わが家では生活費用のクレカ(夫を本カードとした家族カード)とお小遣い用のクレカをそれぞれ1枚ずつ持っており、電子マネーも生活費用のクレカに紐づけてあるため支出は明細で一覧できるようになっています。
したがって、家計簿はつけず定期的(クレカの締め日)に内容をざっと確認し、フィードバック(今月は使い過ぎだからここを減らそう、うまく抑えられているから来月これを買おう、等)を行っています。
メリット
- 家計簿をつけるのがめんどくさくない
- 自分の支出だけ注意しておけばいいのでわかりやすい
- 定期的にお金の話し合いができる
ちなみに、自分が1日・1週間・1カ月いくら使っているのかは簡単に手帳に書いて管理しています。
まとめ:お金にズボラな女が家族とうまくお金を管理するには
繰り返しになりますが、家計管理は家庭の数ほど正解(最適な方法)があるのでわが家の例はあくまでも一例です。ただどんなやり方でも、以下のポイントをとにかくわかりやすく(めんどくさくなく)することが、お金管理が苦手な人には重要だと思います。
大事なのは「把握」と「共有」
ズボラに限ったことではないですし当たり前といったらそれまでなのですが、大人二人がこれをしようとするとなかなか難しかったりします。
特にお金にルーズな人(わたしです)はこの「把握」が壊滅的なことが多い。
家族(同居人)と家計を共有し、またお金に対する姿勢や使い道・金額を共有する機会をつくることで、無理やりでも「把握」を促すことができるのがミソかなと思います(実感を込めて)。
自分自身の資産も大事
合算型の場合は特に「自分が自由に使えるお金(自分の資産)」の管理、大事だと思います。夫にサプライズでプレゼントしたいときとか友人づきあいで必要だけど家計からは出しづらい場合とか、ここぞという時の自己投資とかに使うお金。あとは考えたくはないですが、夫との関係に問題が生じたときとか。
自分の満足度を高める&もしもの時の不安を払しょくするために必要なお金ですが、独身時代にはあるていど貯金をしておき(また、お祝いなど人からもらったお金をとっておき)、それを元手に増やすことを考えるのが重要かな思います。
この辺りはわたしも試行錯誤中なのでそのへんもブログに書けたらと思います。
何はともあれ、これからも夫婦でくいっぱぐれることなく満足して暮らしていけるよう工夫していこうって話です。
それではまた。